福岡平尾のお店ばなし (旧トルコバイク巡り)

2020/3末より福岡で飲食店始めたのでその与太話(@HIRAO_NO_DONER)。[旧題]アダナよりトルコ各地を125ccバイクで巡ります

05. 伸びる系トルコアイスの本場-カフラマンマラシュ遠征

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こんにちわ、

2018/8/4 ついにカフラマンマラシュへ遠征致しました。結構過酷な旅になりましたので報告致します。

カフラマンマラシュ、昔はマラシュだけでしたが色々あって名前に"英雄"の意味のカフラマンが付いた現在人口40万程度の街(独立戦争のときうんぬん)。

例の伸びるトルコアイスの発祥の街となってますね、昔スーパーで伸び〜るアイスみたいなのあったと思うんですが、あれ好きでした、知らないうちに販売しなくなってましたよね。

ルートとしては アダナ-ジェイハン-オスマニエ-小さい街-カハラマンマラシュ

アダナから約200km、下道で3-4時間の旅となりそうです。なりそうでした(なりましたが)。

 

朝6時頃に出発、今日はあいにくの曇天

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アダナの一番大きいモスク、さっと通過

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本日のガソリン値段

バイク用のは6.29TL の項目

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下道を東に10-20キロ行くとアダナの終わりを知らせる看板が、東からアダナを出るのは初めてです。

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アダナ近郊の田園的風景

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始まりの流れは良い、スクーターバイクなので、マニュアルバイクの楽しみは味わえないのだけれど昔からそういう意味でもめんどくさがりなのでハンドル操作だけで風になる。

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こんな何かの降臨を待ち受けるような神々しい岩場があったり
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斜めった看板があったり

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あとは純粋に風景が綺麗でした

こういう広大な風景を見ていると「ああ、こういう風景をゆりカゴのように漠然と見ながら揺られて死ねるのならそれはそれでいいかもな」と思ったりもします。
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神々への道
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別に神々でもなんでも無いんですがここら辺から旅の雰囲気が変わってきました。

約半分100キロ過ぎたオスマニエの終わり辺りから山道になってきたのと風が凄い強くなって来たんですね。

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最初は緑の風景だったけどこの辺から全体的に岩な感じに変わる。

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この辺りの道もあんまり良くなくて、風も強い中の山越えとあって、車道の脇と崖の距離も近く、コンクリートの凹みも結構あって一度凹凸の振動から金玉が非常に揺らされてしまい ぬおおおおおお!と心の中で叫びながらも20-30キロの山道を進む。

写真は取れなかったのですが途中でこの険しい道から瞬間的に急に綺麗な直線の登り道があり、ああ、天に向かう道だなと思う、クリスチャンではないですが十字を心で切るような気分(お迎えを悟る)、天に続くかに思える一本坂道は途中で頂上に達し下り坂へ変わり、気分的な旅路は一旦保留。

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その後は険しいながらも進みバフチェという街を抜けてからは自然の雰囲気がなんというか周囲が完全に土属性に変わっていました。相変わらず風が強く吹っ飛ばされそうにもなる。

kaharamanmaraş ほぼ到達
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カフラマンマラシュの入り口で警察の検問があり、「なんでここに来た」「学生か」「両親の名前は」と割と要らなそうな両親の名前を一枚紙に記入しながら質問には答える。トルコの人ら普段結構適当な癖にこういうとき無駄に話の整合性を取るというか鋭く矛盾をついてくるような質問をしてくるので面倒くさい再質問をされないような出来るだけ事実を元に話を合わせる。

例)「なんでマラシュに来たんだ」「観光と友達に会うため」「そうか...友達の名前は?」「!(こいつ...ここまで聞くか...)」... 

警官は4-5人いて一人は日本人と聞いていい感じにテンション上がって頂いたが一人は役人風情というか職務を全うするため疑い前提に働いている警察官がいて無駄に長く問答をする羽目になる。お陰で自分より後に停まった車がドンドン先に行く。最後は自分の名前や住所を書いた白紙を持たされて捕まった時みたいな顔写真撮影( ̄▽ ̄)、顔写真まで撮っていたのは自分だけであった、別にいいのだが それでも計15分ぐらいで終わり、また例の疑い深い警官から同じ質問を受けそうになるが他の警官に「もう行っていい、Git! (行け) 」と言われたのでもう行く、街の入り口の写真を撮りたかったが彼等が写真を撮るなと言われたので取れず。

何はともあれ4時間半くらいで市内に到達、取り敢えず風のおかげで予想外のハードロードとなった。スクーターはマラシュ唯一っぽい大型(中型)ショッピングモールPiaaza に置く。Piaaza はシャンルウルファにもありますね。

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ドンドゥルマ-アイスを食べる

現地の友達とその方オススメのアイス屋さんへ行きました。

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肝心のアイスですが美味しかったんですけどまあ普通のトルコアイスという感じでしたね、あと周囲のデザートが甘い...。うーん、今思うとアイス単体で食べたらもっと美味しいと思います。

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他にちょこちょこ行ったのは

他に恐竜の骨っぽいのがあった博物館
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パザール
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この辺で4か月保存が持つというマラシュで有名なクッキーを買いました。30tlだったが友達が「この日本の友達はわざわざ高い飛行機代を掛けてここまで来たんだから少し安くならないか」(←ほんとは飛行機では来てない) と言って頂いて5TL安くなった。

 

帰りのしんどさ

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帰りですが、夕方6時から出発して5-6時間掛けてアダナに帰りました。

ちょっとしんどすぎて写真はこれぐらいしか撮らなかったです。暗くなりつつある中、風が昼より強く、ほんとに吹っ飛ばされそうなので半分くらいまで時速50キロも出せず。眠さと戦いつつ、無心でバイクにしがみついているような状態、気づいたらアダナ付近に来てました、あとやっぱり腰が壊れかけた。もう二度とバイクなんて乗るもんかと思いつつ家に滑り込みシャワーを浴びて就寝、長距離ドライブは自分に向いてないかな(というかちょいちょい休憩が必要ですね)。

日本と違う点として、気軽に立ち寄れるコンビニみたいなのが無かった、それに該当するのはガソリンスタンドと個人経営の雑貨店ですが、全体的にしょぼいというか、お店の方は寄りづらいというか、やっぱりコンビニとかジョイフルに寄ったりしたい.なあと道中凄く思いました..。

風景はほんと綺麗でした。ありがとうございました

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