福岡平尾のお店ばなし (旧トルコバイク巡り)

2020/3末より福岡で飲食店始めたのでその与太話(@HIRAO_NO_DONER)。[旧題]アダナよりトルコ各地を125ccバイクで巡ります

06.イネギョル パン屋にてシミット作り体験

こんにちわ

"何をやってるんだお前は..."という感じが自分でもありますがトルコ北西部ブルサ近くのイネギョルという街で約2日とあるお菓子屋さんB(お菓子屋兼パン屋兼カフェテリア)のお手伝い的なものをさせて頂きました。大して役に立った訳では無いんですが面白かったので報告いたします。ちなみにイネギョルは家具やイネギョルキョフテというハンバーグの亜種が有名な街ですね


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そこで食べさせて頂いた朝食
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Simit シミット作りに挑戦

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シミットというのはゴマをいぶしたトルコ又はその近辺のthe象徴的な輪っか状の揚げパンに近いものでよくイスタンブールの観光地動画でも映ってるようなトルコ全土にあるパンなのですが、写真のように生地をこねて輪っかにする作業をさせて頂きました。

簡単に言うと一個目は生地に空気が入ってしまいあんまり上手くいかず、三個目ぐらいでコツ自体はなんとなく掴めました(丸い生地を最初に生地を軽くでなく強く押し込んで棒状にする、的な) クオリティの低いものをあまり作るのも悪い気もしたので5個ぐらいで辞めました、けど楽しかったです。

このシミットは自分が大好きなYusuf ile Kenanという1979年のトルコ映画にも登場していて、映画の内容を簡単に言いますとアダナ郊外でお父さんと暮らしていた兄ユスフと弟ケナンは映画冒頭でお父さんがいきなり山賊?に殺されてしまった為、なけなしの金で2人兄弟はイスタンブルの親戚を目指し、結果、蛍の墓的にイスタンブルで健気に生きていくというストーリーですが、イスタンブル初日に早速行く場所が無くなった二人はなけなしの金で通りすがりのシミット売りからシミットを買い、それを二人で分けて食べましたんですね(弟ケナンはその場で全て食べずあとに取っておいて、夜にまた二人で分け合って食べました)、その辺りのシーンは何故かずっと覚えています。

シミットは今でも1リラ1.5リラぐらいで多分トルコのどこでも売ってるのでもし機会がありましたら是非一度。

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搬送する焼き前のパン生地たち

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ギリギリバイク要素といいますかパン生成工場的なところからすぐ近くですが販売と焼きを行っている支店へパンを車で持って行くのに同行しました、メインのお手伝いはこの作業でした。

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普段甘いものそんなに食べないんですが、いくつか食べたやつは甘かったですがとても美味しかったです。ありがとうございました。

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