07. ブルガリアのソフィアへ行ったこと 2018/8/12-15
こんにちわ、
2018/8/12 イスタンブルから所用でブルガリアの首都ソフィアへ行きました。
バイクはアダナに置いております。
今回文調を変更しました、今後もこういった文章メインの投稿も行う予定です。
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数日前にイネギョルで買ったバス会社METROのチケットを確認する、夜20:00, Bayrampaşa peron121-122発 Bayrampaşaというのは普通にイスタンブルヨーロッパ側のメインバスターミナルEsenlerオトガルのことらしい(のちに地名的な繋がりの意味だと確認)。
先日のイスタンブルの夜景は綺麗だった。
私事だが、最近どうにも自分のやってることの整理ができないというか、一つの目標に進めていないことに焦りを感じる。今更どうこう出来る問題でも無いのだけれど、数週間後数ヶ月後の状況悪化を危惧して「旅行してる場合じゃないけどなあ...」とそういった焦りも携えたままの旅行である。
ともあれ、今回生まれて初めてブルガリアに行った。
夜20時初のバス、それに乗る前に腹ごしらえでオトガル内7リラのケバブ巻き/サンド(tavuk dürüm)を食べる。パサパサしてるしユフカは火元で温めてくれてないので温かみは肉からのわずかなものだけだ、味の核となるものが肉の微かな元味と軽い塩味といった風、なんとなくだがアダナやアダナ近郊のケバブ巻き/サンドのほうが絶対量も多いし味も美味しいのではないかと思ってしまう...単に店の味だろうが。ただ個人的にはケバブサンド的なものは5リラ以内で食べたいのだ。市場価格が変わってゆくことに抗うつもりもないけど...。
ブルガリアへは行き帰りバス会社METROを使った、行きが110リラで帰りが132リラだ。ちなみに先週末のリラ大暴落によって帰りの便の価格は8/14時点で172リラまで上がっている。今後も色んなものの価格が上がってしまうだろう、今のところまだ日本円保持者なのでこの状況でも上手く立ち回りたい。
出発の15分くらい前、膀胱が弱い私は今のうちにもう一度トイレに行った、トルコのトイレは空港と家とショッピングモールetc以外有料、ここは1.5リラ、正直払いたくないが払わないでトイレを使用する方法も不明なのでちゃんと払う、大して綺麗でもない有料トイレ、窓口の中年男性に目の前で払っていたはずだが、恐らく悪意かボケてるのか出る間際に「お金払ってないぞ!」と言われ「ちゃんと払ったぞ!間違ったこと言うな!(ボケが殺すぞ!)」ぐらいのニュアンスで捨て台詞を吐き時間がないのでバスに急ぐ。
行きのバスで隣のインドネシア男性と友達になった。同じアジア人の雰囲気からなんとなく会話が始まりお互いの国籍を確認、こちらが日本人と分かると非常に喜んで頂く、なんと私の地元福岡にも来て頂いていたことがあるらしい。自分が最初ただデカイアジア人だなと勝手に思っていたがティーシャツもよく見ると日の丸をあしらったデザインであった。ソフィアで働いているということで毎週のようにイスタンブルへバスで来ているらしい。これはしめたと思いもし国境で困ったときは彼に頼るとしたい。また、トルコ国内ではまるで見かけなかった日本人(旅行者?)をそのバスでは2組4人ほど見かけた、特に声を掛け合った訳では無いけれど、意識的にお互い声を掛け合わない雰囲気すら感じて自分もそれに従ってしまった、実はトルコ国内で日本人観光客に会うのは4ヶ月ぶりだったのでこういったのはちょっと寂しかった。ああ、何なら北のブルガリアへ行くのだけれどできれば早くトルコ南部へ戻りたい。個人的には生来おしゃべり気質なのでこういった場所で視界に入る会話可能者とは少しでもまず話す、わがまま極まりないけど話すこともないなら初めから視界に入れたくないのである。
深夜1時頃に国境へ着いた、トルコ側ゲートは全く問題なく通過。ブルガリア側ゲートでは前後より多少「何の目的で来た?」と訝しがられたが問題なく通過。なおブルガリアゲートの建物のほうがショボい気がした、トイレはトルコ側の建物しか使えなかった(ブルガリア側の建物にもトイレがあったが扉に壁紙が貼られていて例のインドネシア人曰く"使用禁止"とのこと)。
その後深夜2時頃バスに戻りブルガリア中央の別都市で早朝4時頃何人かの客を降ろしてその後ソフィアまで移動。
私にとって長距離バスでの大きな問題はまずトイレなので、今回のルートはトイレタイムも不明瞭で厳しい旅路だった。
同じバス会社METROでアダナからイネギョルへの深夜便はなんと最初にチョコ&バニラアイスが配られたのだけれど、今回は水とティーだけだった。
早朝5時半、ソフィア中央バスターミナルへ到着、8月中旬だがイスタンブルよりも寒い、長袖のシャツを重ね着していたがそれでも寒かった。
宿泊費の都合で深夜便にしたことで移動風景が見られなかったことが悔やまれる、今更だけど、深夜便の場合は窓際より通路側のほうが足の置場等でスペース取りに自由が効くのかもしれない。また、他のブログを観て免税店エリアを通ったりすることがあるのかなと思っていたが、今回はそういうものは無かった。
グラフィティアート
ソフィアで一番何に惹かれたかと言われたら、路上の落書きであるグラフィティアートだと思う。
違法だと思うのだけれど、一線を越えたものは理屈に優って認められるべきと思っているところがあって、こういったものはそのレベルだと思う。
ブルガリアのケバブサンドはガーリックソースとマヨネーズのパンチが効いていて美味しかった。物価はリラ暴落もあるけれどリラ30円の時代で考えても、2018/8/15現在ブルガリアのほうが結構高い気がした。(1,5リットルの水0.9レフ→トルコなら少なくとも半額で買えると思う)